みなさん、こんにちは。 大工のまつばらです。
先日 実家に行ってみると座敷の真ん中にあったテーブルがなくなっており、奥には雛人形が飾られてました。
大人になってから見るのは久しぶりで、子供の頃に見ていた景色とはまた違って見えました。
雛人形は、子供の成長や健康を祈るための祭りで、親の愛情が伝わるようでした。
最近では、家に飾ることが少なくなってしまいましたが、古き良き時代の祭りとして我が家も守っていきたいと思います。
月別アーカイブ: 2016年2月
我が家のキッチン
コハクチョウを見に行ってきました。
出会いと別れと太陽と
皆さんこんにちは!
コーヒーとアンパンがマイブームの家具大工の松根(マツネ)です!
今年に入って二ヶ月が過ぎ、出会いと別れの季節となる3月が早くも訪れました。 ではなぜ日本では卒業式が3月にあり、入学が4月なのか、みなさんはご存知でしょうか?
実際、明治のはじめの頃は西洋の文化を取り入れた頃は、入学新年度は9月が主流だったそうです。それがなぜ、4月になったかというと、日本政府の会計年度(決算の計算開始日のようなもの)が4月だということに揃えたからだそうです。
その会計年度がなぜ4月なのかというのも、春分というものが関わってきます。昼と夜の時間が同じになる春分の日から、一週間の支払猶予を見てキリを良くした結果、4月のはじまりが会計年度の境目になったそうです。
ぜひとも子供や知り合いに「なぜ4月に入学式があるの?」と聞かれた際には、「太陽の動きからそう決まった」とかっこ良く答えてみてください。
同窓会
こんにちは。家具大工の よしだ です。
先日 家具の学校時代の同窓会に大阪まで行ってきました。
同窓会といっても年齢はさまざまで下は22歳、上は70歳とおじいちゃんと孫くらい離れています。
卒業したのは7年前で毎年新年会という形で集まっていたのですが、今回 卒業以来に会えた人もいて とても懐かしい気持ちになりました。
今回 集まったのは8人くらいでしたが、クラス自体は30人くらいで、今でも家具に関係する仕事をしているのは7人いるかいないか。
会社に属して家具を作っている人、工場を持ち、個人でやっている人、木工教室を開いている人。
色々な環境で家具を製作していて、その話を聞くと良い刺激をもらえました。
また来年お互い良い報告ができるよう今年一年頑張っていきたいと思います。
トップライト
こんばんは。大工の ふくい です。
今日はトップライトについて書かせていただきます。
トップライトとは別名「天窓(てんまど)」や「スカイライト」と呼ばれるもので、住宅の屋根部分に取り付けられる窓のことです。
このトップライトをつけることで、自然の光を垂直な窓に比べ効率的に取り入れることができます。
このことからも住宅の密集した場所で良く設置されています。
また開閉式のトップライトもあります。
こちらは夏の暑い時期に開けておくことで、家に溜まった熱い空気を逃すことができ、空気の流れをつくることで快適に暮らすことが出来ます。
私も将来、自分の家を建てる時にトップライトをつけたいと思います。
お家づくりをお考えの方は、ぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか?
風
こんにちは。 大工の米田(よねだ)です!
今日は風について書きます。
日本語には、沢山の風の呼び方があります。
春一番、木枯らしなど、 僕は今、琵琶湖岸のある現場でお家づくりをさせて頂いているのですが、そこで感じるのが琵琶湖からの強風。 春が近づいて気温は上がってきましたが、琵琶湖からの冷たい風にあたると体感温度はかなり下がります。
滋賀県の琵琶湖周りでは、湖陸風といって昼は、陸から琵琶湖へ、夜は琵琶湖から陸へ緩やかに風が吹きます。
これは、空気が温かいところから冷たいところに向かって流れるという原理で、温まりにくく、冷めにくい琵琶湖の水によるものです。
他に、冬に琵琶湖から吹くヒアラシ、春のヒラオロシなど、滋賀県ならではの風の呼び方があります。
風だけではなく、雨や霧などの気候にも地方や季節、時間ごとに様々な呼び方がありとても面白いです。
そんな気候や風土を考えて家の向きや屋根の形状など家の形状から、風を取り入れ、心地よく暮らせる仕組みまでを設計出来たら良いと思います。
路地から見た琵琶湖 ↓