徒然草
話は変わりますが、8月は棟上げなどの外仕事が続き、炎天下で真っ黒になりながら家づくりに励んでいます。屋根が出来れば日陰に喜び、風の通る空間が出来れば皆そこで涼み休憩をしています。 吉田兼好の記した徒然草の一節に、家の作りようは夏をもって旨とすべし。という教えがありますが、現場で夏の過酷さを身をもって体感し、快適な空間とは何かを考えさせられます。 これから家づくりをお考えの方。日本の夏を涼しく乗り切る家を一緒に考えてみませんか? まだまだ残暑が厳しいですが残された夏を楽しみましょう!
皆さま、ゴールデンウィークはいかがでしたか?
私たち大工Bチームのメンバーはと言いますと、琵琶湖を一周したり、BBQしたり、各々がしっかりと休みを満喫しました!!
谷口工務店では、主にヒノキ、スギ、マツの三種類の材種を使っています。
まずは、ヒノキ!
土台、柱など、の構造材料から、内装材料まで幅広く使われています。
緻密な年輪はかたく、虫がつきにくい成分も含有し、シロアリ対策にもなります。
芯材といって木の中心からとる材は、耐久性の高さでも知られており、ヒノキ風呂で分かるように耐水性にも優れています。
色は、白から薄いピンク色で独特の香りがあり、美しい木目は家具や工芸品にも用いられます。
次は、スギ!
フローリング、天井板、和室など、主に内装材料として使用します。
成長が早く、全国の山林で植林されていて、目にする事も多いため、最もポピュラーな材料と言えます。
柔らかく、温かみのある材料で、調湿脳力が高く、香りには鎮静作用があります。
最後は、マツ(ベイマツ)!
梁などの横架材に使用します。
固くて、粘りがあるので、構造材料に向いています。
柾目の材料はピーラーと言って、まっすぐで細い木目を生かして、玄関框などの化粧材料にも使用します。
その他にも、ツガやヒバ、ナラやチークなど適材適所で様々な材種を使っています。
是非、自分のお好みの木を見つけて、お家の中のお気に入りの場所を作ってみてはいががでしょうか?
実際に手にとって木の肌触りを、体験しに来てみて下さい!
みなさん こんにちは。
最近涼しくなってきてるのに、いまだに1日4リットル程水分を摂っている大工の松原です。
それでは、先日お引渡しをしました竜王町のI様邸での出来事です。
約35年前に先代の谷口工務店で建てて頂いたお家のリフォームをさせて頂くことになりました。
そして工事が始まり、様々なところを解体していくと、しっかりした骨組みが見えてきました。 30年〜40年経っていてもドッシリと家を支えてくれている柱や梁は立派な材料が使用されていました。 内装材だけでなく、見えなくなるところにまで的確な材料を選別し、駆使することでお客様の命も守っていけると改めて感じました。
これからも大工として、たくさんのお客様のお家を安心して住んで頂けるようにしていきたいと思います。
ブログをご覧の皆さんこんにちは。大工のまつばらです。
11月に入ってから寒い日が続き、早くも家ではストーブを出してしまいました。
それでは10月にお引き渡しをしました東近江市のU様邸の話しをしたいと思います。
U様のお家はクワトロパッシブソーラーと言って、自然の風を暖めて家の中に取り込む事で暖房費が削減できてエコにもつながっています。工事中も毎日が暑いくらいでした。
ひとつひとつの組み立てる施工と品質を守るために記録しておく事で、大切な家の進み具合がわかり安心してもらえる現場づくりになっていると考えています。
そして、お客様はもちろん工事に携わった人全員が笑顔になれる家造りをこれからもしていきたいと思います。