寒い日が多くなってきましたね。年中雪が降ってスキー場に滑りに行けたらいいなと思っている改築監理 うめさか です。
facebookでご存知の方もいるかと思いますが、先日入籍しました。
たくさんのお祝いのコメントありがとうございました。
さて、私が常々考えている暮らしを楽しむということについてお話ししたいと思います。その際のキーワードは衣食住です。まずは”食”についてです。一人暮らしを始めてから料理を自分でするようになりました。食事は生きるために必要不可欠なことですが、自分で料理をするのがけっこう楽しく、人に食べてもらっておいしいと言ってもらえることが嬉しいと思うようになりました。いろいろな料理をレシピを見ながら作り、様々な味に挑戦したいと思っています。
続いて住です。結婚を機に、築60年の平屋に移りました。昔ながらのお家のため、すきま風びゅーびゅーで、この冬を乗り越えられるか心配ですが、そこは新婚ということで寒さを吹き飛ばしたいと思っています。
夏には玄関にのれんを掛け、蚊取り線香をたいて過ごしました。
柱や土壁は年季が入っており、特に木材はいい色に変化し、なんとも言えない味を出しています。時間が経ったものにしか出せない味わい、これが自然素材のいいところではないかと思います。この家を見に来たとき、初めて見たのに不思議と落ち着く感覚を覚え、入居を決めました。
これからこの貸家にも下駄箱を作ったり、キッチンの作業台を作ったり、断熱工事をしたりしながら、”住”をもっと楽しんでいけたらと思っています。
続いて”衣”についてです。衣服には安いものから高いものまでありますが、革のカバンや靴など、手入れをしながら使えば長持ちし、味が出てきて愛着がわいてきます。最近では、長く使えるものを意識して服を選ぶようにしています。そのような服は必然的に金額も高くなってしまうのですが、一生使えるということを考えれば安いものだと思うようにしています。
スキー場に滑りに行くのも楽しいですが、それは一時的なこと。衣食住を楽しむことができれば日常が楽しくなり、生活が豊かになると思います。”暮らしを楽しむ”ことの基礎となる住宅を提案する立場として、日常の暮らしが豊かになるお家づくりを皆さんに提供できればと思っています。