こんにちは。息も白くなり、朝に布団から出てくるのが時間がかかり始めた大工の佐々木ひろゆきです。
去年のブログでもありましたが、国家資格である技能士の講習会が今月から始まりました。
私が今年受験するのは一級大工技能士です。
試験内容は振れ隅木の小屋組模型の作成です。
こちらが課題の3Dイメージです。
隅木と言うのは、寄棟屋根や入母屋屋根などに使われる部材です。
この角の部材です。
試験では、この部材の原寸大の図面を書き、木材をかんなと呼ばれる道具で削り、墨付け、加工、組立、提出して終了となります。
現在は、図面の書き方を教わっているところです。
平面図から、たくさんの補助線を書き、立体を平面にしていきます。
この平面にしていく作業が、とても難しいのです。
指矩(さしがね)と言われる道具を使う、規矩術(きくじゅつ)を用いて、展開していくのですが、一回目の授業では、3時間かけて半分までしか進めませんでした。
本番ではこれを1時間以下の時間で書き上げないと、ほかの作業が間に合わなくなります。
これから本番の2月までたくさん練習して合格してみせます。
大工技能士
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