堅田のお寺

こんにちは。大工のにしむらやすたかです。
康隆
休みの日に堅田にある浮見堂に行ってきました。
近江八景の一つでもあるお寺は琵琶湖の上に建てられており聖観音座像という文化財がおさめられています。
その中でもおぉ!と思ったのが柱の加工でした。



これは柱と柱を接合する昔ながらの継手と言われる技法です。
湖の上ということで足元が腐りやすくなりますが、
ただ新しい柱を建てるのではなく、使える箇所は使って、治すところはしっかりと治しています。
昔の人は何でも大切にするんだなと思いました。

僕達も昔の技法の良きところを見習いつつ、より良い方法を探しながらお家づくりをしていきたいです。