こんにちは。大工の中井大海(なかいひろみ)です。
nakai
このところ寒さも抜けてきて、随分と暖かくなってきました。

ふと歩きたくなり そこらを見ると、もう随分と花をつけた木を見ることができました。

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花木はお家に限らず、昔から建築とは切り離せないもののひとつです。
町屋でも商家でも寺院でも庭があって、そこにはいろんな花木が植わっています。
そう考えると庭っていうのは、昔の人にとってお家に欠かせないひとつの建築設備みたいなものなのかなぁ、なんて風に思えてきます。
家に帰ってテレビを見るみたいに、毎朝鏡で自分の洗った顔を確認するように、いつも庭を見ていたのではないか、という気さえしてきます。
いつもとまではいかないにしろ、たまには縁側なんかに座って、庭木をみて、「もう春が来たんやな」って実感できる家というのも、なかなか風情があって良いのではないでしょうか。