みなさんこんにちは。この暑さに溶け気味の佐々木ひろゆきです。
この滋賀県に来て早くも三年目になりましたが、宮城で生まれ育った私にはこの暑くて長い夏はまだまだ慣れません。

先日、ご縁があり設計士の竹原義二さんを谷口工務店にお招きして、講演会をしていただきました。 今回で二回目となる講演会だったのですが、その中で印象的だったのが「柱とは何か」という事をお話いただきました。

みなさんは柱と聞くとどんなイメージがありますか?
私は、おうちの構造を支える部材という辞書通りの答えが浮かびました。 しかし、竹原先生の答えは、 「象徴的な柱」と「構造的な柱」 の二つでした。 お社を支え、神聖な空間を作り出す柱 おうちを支え、住む人間を守る柱 それを聞いたとき、私の中では、「床柱」と「大黒柱」の二つが浮かびました。 和室の中で高級感と神秘的な緊張感のある空間を演出する床柱 大きな存在感でおうちの構造を支え安心感を与えてくれる大黒柱 最近の住宅では見かけることが減ってきたかもしれません。 くつろげるリビングや、おうちを見渡せるキッチンの中に子供の成長を刻める大黒柱であったり、気持ちを落ち着かせ、集中出来る和室があってもいいのかもしれませんね。
私が家を建てるなら、この二つの柱は必ず入れたいと思います!!