日々勉強

こんにちは。大工の かしお まさき です。

梅雨に入り、早速の大雨となりました。
これからじめじめした中を外部の仕事をしたり、
蒸し暑い中仕事をしたりと考えると、今から憂鬱になりそうです。

まぁ、それも体を動かし始めると案外気にならなくなるもので、不思議なものです。
今の現場では、改築工事をしています。昔ながらのお家は、
大工の技の教科書のようなもので、長い時間を耐え抜いたお家の答えのようなものでもあります。
昔はやはり木材は”むく”のもの、天然のものを使い、集成材のようなのり付けされた柱などは使われません。(今はのりが改良され、集成材も良いものになっているはずですが。)
天然の木にはビニールや貼りものの床材よりは、やはりむくの床板が合ってきます。
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 そして、むくの材料だと、工夫次第で色んな加工をすることも可能です。
画像は今の現場を担当されているベテラン大工の仕事になります。
廊下の曲がり角の画像で、床の貼り方向を変える少し難しい加工となっていますが、
むくだからこそできた加工でもあります。この杉のフロアが、お家の雰囲気に合ってきます。
谷口工務店には、大ベテランのセンパイも賢い後輩も多くいます。
多くを学ぶことのできる良い環境だと思います。
私もこんな先輩のような仕事を目指したいと思います。

いい汗

家具部門の吉田です。
6月になり汗の滲む季節になってきました、最近は、かく汗の質について考えます。

会社を見渡してみて、汗は汗でも質の良い汗をかいている人はいるかと捜します。
よい汗とは、モチベーション高く自発的なものに加えて、
その人の最大限の能力を引き出す他人からのアプローチによって
出てくるものかなと思います。

寿命までの時が刻一刻と刻まれていきます。
質の高い良い汗をかく人生にしたいと思います。