こんにちは!大工の中井大海(なかいひろみ)です。
先日近江八幡市池田町にあるウォーターハウス記念館という建物が一般公開されていたのを機に見学をしてきました。
ウォーターハウスてどんな建物かと思いながら、訪れてみるとどうやらウォーターハウスさんの住まいということで、特に水に浮かんでるような建物ではありませんでした。
この建物は近江八幡市でも有名なヴォーリズ設計の建物で国の登録有形文化財にも登録されています。正面から見える暖炉の煙突が大変印象的な外観となっていました。
私が興味深く思ったのはこの建物の前に構えられた煉瓦塀なのですが、この塀のレンガはいずれもレンガとして商品にならないもの、いわば作成に失敗したレンガを使っているというのです。
どれもこれもイビツな形をしており、それらで作られた塀は独特の風合いを放っており、それがすごく気に入りました。 近江八幡市は歩けば歩くほど素敵な街だと思います。
また機会があれば池田町のあたりも歩いてみるのもいいのではないでしょうか。
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食欲の秋
紬織
こんにちは!
中井大海(なかいひろみ)です。
このところ至る場所で彼岸花が咲いているのを見かけ、そろそろ秋が来るんだなということを感じます。季節の変わり目なので体調管理には気をつけたいものです。
先日、滋賀県立近代美術館で催されていた志村ふくみ展に行ってきました。
志村さんは近江八幡出身の染織家で、展覧会では草木染めで染められた糸を紡いで織られた着物がいくつも展示されていました。
これらの紬織にはそれぞれにテーマがあり、志村さんがみた風景が元になっていたりするのですが、縦の糸と横の糸を織るだけなのにこれほど豊かな表現ができるのだなと大変感心させられました!ひとつの布なのに色に濃淡をつけたりと本当にひとつの情景を思い起こさせるほどでした!
作品で人を感動させる仕事を私たちもできるよう努力せねばと身を引き締まる思いでした。会期はもう少しなので、気になられた方はこのシルバーウィークに是非足をお運びください。
懸賞
地元に帰ったら…
皆さんお盆休みは如何でしたか?
僕は地元の福岡に帰省し家族や友人達と過ごしました。
友人達とご飯を食べている時に、それぞれの会社の話になりました。
愚痴は少し出てきたものの、それぞれのやりがいや成長を語り合う事ができ、その中で改めてこの会社で働くことが出来る環境にありがたさを感じました!
友人とは職種は違うものの、お互いに切磋琢磨し高め合いながは成長していきたいと思いました!
溶けそうです
みなさんはじめまして!!今年入社した大工のつだ わたると申します。兵庫県宝塚市出身のクルマ好きの眼鏡です。これからよろしくお願いします!!
最近、めちゃくちゃ暑いですね!!もはや溶けてしまいそうですね。 そんな暑い日が続くなか、先日彦根市のT様邸の上棟がありました。当日、着替えを忘れてしまい、一人だけ琵琶湖に飛び込んだんちゃうか!?ってくらい全身汗でびしょびしょでした(笑)
ところでT様邸にある離れは特徴的な屋根です。方行屋根といい上から見ると正方形で横から見ると三角形の背の低いピラミッドのような形をした屋根で、五重塔など社寺仏閣によく見られる屋根です。完成すればバランスのとれた美しい外観でしょうが、まだおあずけです。現在、谷口工務店の超大工集団の中でも精鋭たちが集結し、組み上げています。少しずつ出来上がっていくその屋根を見て、自分の家ではないのですが感動しています。
一日でも早く感動させる側の、精鋭たちの仲間入りを改めて決意する今日この頃でした。
思い出は絵で残して
みなさんこんにちは!大工の川西(かわにし)です。
大工として初めての夏を迎えていますが、想像以上の暑さに夏バテになりそうです!
さて、私は現在、愛媛県で谷口工務店の社員のお兄さんの新築工事をさせていただいています。 せっかく愛媛に来たので、かねてから行きたかった、かつて「日本一海に近い駅」と言われた下灘駅についに行ってきました!
青春18切符の看板や、ドラマ「HERO」のロケ地にもなったこの場所は、多くの観光客の方がいましたが、そこから見える夕日は本当に美しかったです!
話は変わりますが、私は絵を描くのが好きなので、よく旅の記録を写真だけでなく絵を描いて残したりします。
後で写真を見て描いたり、その場でスケッチしたりとありますが、描いた絵に自分の印象に残ったものが、強く出るような気がします。 ですから時間がたって見ると、あのころの自分はこういう風に見えていたんだと気づかされることがあります。
思い出の残し方は様々ありますが、ちょっと手間をかけた分、また違った印象になりますね!
土用の丑の日
国宝 長寿寺
梅田スカイビル
こんにちは。大工の中井大海(なかいひろみ)です。
先日、大阪の梅田スカイビルに、その設計者である原宏司という建築家の個展を見に行ってきました。
原宏司さんは住宅からビルまで、有名な建物で言えば京都駅などを設計している建築家で、独自の住居論や設計論が垣間見える個展でした。 梅田スカイビルは学生時代に1度訪れたことがあり、今回で2回目になるわけですが、以前訪れたときよりも随分と周りの景色変わっており驚きました。
写真は中庭にあるコンクリートのベンチです。プロポーションがいいのは勿論なんですが、なによりも地面に敷かれたタイル割に寸法を合わせて造られていることに驚かされます。こんなに巨大な建築であるにも関わらず、こういった細部まで気を配れる設計士は本当に凄いと思います。