和の家の良さ

皆さんこんにちは。佐藤です。
先日、ホームオーナー様のお家2軒の取材に行ってきました。
一軒目は2008年完成のS様のお宅にご訪問。完成見学会以来だったので、とても楽しみでした。
IMGP8517
こちらのお宅は、4つ間続きの和室のあった純和風のお家を建て替えされました。今は、お隣に住んでいらっしゃるお子様世帯のお家と廊下でつながっています。
素敵な和室でお話を伺いました。
S様のお宅は水が豊富な場所に建っていて、飲み水など生活用水はすべて地下水でした。

_AS_8518これは庭にあったステンレス製の洗い場所。ここで畑で収穫した野菜を洗います。綺麗な水が出ていました。

夏は冷たく、冬はあたたかい水なので使いやすいそうです。

 



_AS_8420ご覧ください、見事な欄間(らんま)です!左の隅のほうに彫師の名前が彫られていました。
この欄間は谷口工務店で保管していたものを採用し使っていただきました。とても繊細で目を奪われます。かなりの年代物で価値のある欄間とのこと。S様もお気に入りのご様子でした。
昔の職人さんの技のすごさを垣間見ました。



2軒目は、リフォームされたT様のお宅へ。
こちらはご夫婦2人で暮らされています。寒さや段差に不便を感じ、これからの人生、快適に過ごせるようにという思いから、1階部分をリフォームされました。
_AS_8675
こちらは正面玄関の横にある土間の薪ストーブスペース。靴を脱がなくてもここで座ってくつろげる、とても便利で素敵な場所です。旦那様はここが一番のお気に入りだそう。




_AS_8766ここは、昔の家のままの和室。
建具などもそのまま使われています。向こう側は新しくリフォームしたスペース。違和感なくとても良い雰囲気です。
徳島の祖母の家を思い出しました。






_AS_8887取材後、T様からいただいた「おかき」。
奥さまがわざわざ焼いてくださったものです。取材中、調理場には香ばしい匂いが漂っていましたが、その正体がコレでした。サクサクして味も4種類ほどあり、とてもおいしかったです。お土産までいただきました。ごちそうさまでした。



若いころは、和室は「おばあちゃんの家」というイメージが強く、自分の家に和室がほしいとかいう発想がなかったように思います。ですが年齢を重ねるにつれ和室の良さ、日本を象徴する和の趣が自然と心地よく感じるようになりました。

今回の取材の内容は「オーナー様インタビュー」に掲載予定です。
どうぞ楽しみにしていてください!