屋根

GW休みいかがお過ごしでしょうか?設計のうめさかです。だいぶ暖かくなってきて、春の陽気も感じられ、緑がきれいな季節になってきました。

建物を見に行くとき、どうしても屋根に目が行ってしまいます。

こちらは高島のお店の、ウッドデッキの上の屋根です。どの材料にどの材料がのり、どのように力を支えているかがよくわかります。構造がそのまま表れており、潔くシンプルです。下から見上げることも多い屋根なので、美しさが求められます。

屋根①

 

 

 

 

 

 

続いて、大津市葛川坊村町にある明王院の屋根です。皆さん、こちらの屋根に使われている材料は何かわかりますでしょうか?こけら葺きと呼ばれる屋根の葺き方で、薄い板を何枚も重ねています。

屋根②

 

 

 

 

 

 

普段は下から見上げるものですが、上の敷地から屋根を見ることが出来ました。近くで見るとその凄さがよくわかります。

屋根③

 

 

 

 

 

 

神社やお寺によくみられる、屋根がまっすぐでなく、反った造りになっている屋根を照り屋根といいます。当時の大工はとても手の込んだ作業をしていますよね。

このような屋根の造りは、建物の外観のかっこよさにとても影響を与えます。建物のかっこよさは屋根で決まってくると言っても言い過ぎではないと思っています!笑 屋根を注目してみてみると、建物鑑賞の幅が広がるかもしれませんね。