職人技

こんにちは。中井です。
気温が下がり社屋のまきストーブも動き出しました。
すっかり冬らしくなってきましたね。

わが家には10年ほど使い続けている「ヒノキのまな板」があります。
使っていると1〜2年で傷だらけで、購入した当初はホームセンターで
裏表数ミリをカットしてもらったりしていましたが、
最近のホームセンターではしてくれなくなりました。
そんなことを話していると、カスタマーのブログでおなじみの奥村大工が
「もっといで〜」と声をかけてくれました。
数日後、戻ってきたまな板にビックリ!ホームセンターでカットしたものとは質感がまるで違いました。頬ずりしたくなるくらいでした(笑)
ヒノキの香りまで蘇ったことにも驚きましたが、何より驚いたのは使ってみたときでした。
水をはじくんです!洗っていても水が表面をサラサラと流れて乾きやすくなりました。
これが「職人技」を目の当たりにした瞬間でした。
最近の大工さんはカンナがけも出来ないという話を聞いたりします。
谷口工務店にも若い大工がたくさんいますが、
奥村大工のような超ベテラン大工もおり技術は受け継がれていきます。
「建築大工技能士(国家資格)」にも挑戦し技術を磨いています。
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この写真は、カンナがけしてもらってから半年ほど使用したものです。
キズもついてきましたが、手触りは滑らかで水はけもよく快適です!
「職人技」とは機械では決してまねできないものであると使いながら実感しています。
奥村大工、あと1年ほどしたらまたお願いしま~す(笑)