古家の再生

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秋ですね。

 

気候を通じて緑や衣類で四季を感じられるのっていいですね。

こんな風に変化があると私は気持ちが一新します。


何か始めようか?と外へ出かけたくなります。

そこで先日、1年前にリフォームしたお家に出かけてきました!

 

家を作る仕事は完成すると引渡しをして終わるのですが、そこから住む人の手によって色や匂いをつけて日々変化していく、
さらには生活環境や家族構成によって変化し続けるので本当は家は未完のままと考えています。

そのために私たちがいます。未完のままなので、お手伝いしてその時々の暮らしがより楽しくなるように、暮らしぶりを拝見しに遊びに行きます^^

 

遊びに行った家は私が大好きな Iさんち。
元々おばあちゃんが暮らしていた築47年の家を再生して若い世帯が住み継ぐ家。
以前のブログはこちら
http://blog-taniguchi-koumuten.jp/sekkei_blog/?p=54

 

昨今、高齢化社会となり、古家に老人だけが住み、その後老人ホームに入る方が増えてきて、その家は空き家となり手入れができず、庭木が生い茂り一気に老朽化し腐食している家が増えてきています。
全国の住宅に占める空き家の割合は2013年10月の統計では13.5%、820万戸。この結果より予測されるのは2033年の空家数は約2倍の30.2%、2150万戸と言われています。

 

建築するうえで空き家にならないように古家の再生を考えていきたいものです。
新しくする家も空き家にならない愛着のある住み継ぎたくなる家をつくっていきたいと思います。

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計部花組 とちぎ