孤篷庵に行ってきました。

こんにちは松本です。

半年間の大工研修を終え、月曜日からいよいよ設計部に配属となりました。
時が経つのは早く、もう新入社員とは名乗れませんいや名乗りません!
精一杯成長していきます。

さて、今日は水曜日ということで事務所は定休日です。
ということで、行ってまいりました。
特別公開「孤篷庵」に行ってまいりました!

孤篷庵入場口


孤篷庵(こほうあん)は、京都市北区にある大徳寺山内の塔頭の一つで、かの有名な小堀遠州が先祖の菩提のために建てました。
小堀遠州といえば、大名茶の完成者として、また庭園の作者として多くの功績を挙げた方ですが、実は長浜出身であるということを初めて知り、驚きと共に親近感を感じました。そしてこの孤篷庵の空間構成には、琵琶湖との縁故がたくさんあるそうです。

平日というのに結構人が並んでいました。が、すぐに入れましたよ。
しかもスタッフの方が一部屋ずつ案内してくださり、30分程度でしたがとても貴重なお時間、そして素晴らしい空間構成を体感することができました。
ちなみに中は当然撮影NG。ならスケッチだ!と思ったら筆記用具もNG。なんとかあの素晴らしい空間体験を皆さんにも伝えたい!ということで、ラフスケッチには定評のある私が、帰路の中で記憶を頼りに描きあげました。こちら、
孤篷庵ラフスケッチ

 



電車の中で周りの目線を気にしながら描きあげました!


やっぱり実際に観てもらった方がいいと思います…。繊細でありながらリズムがあり、色んな景色、シーンを造りだしてくれる素晴らしい日本の伝統空間だと思います。住宅設計のヒントになることもかなりありました。(その場でメモできなかったのが悔やまれます笑。)

以上が、わたくし松本の設計配属後初の休日でした。明日からも仕事頑張ります!!!

層

 

 

おまけ:私が伝統建築を観光するときに好く撮影する「建築と庭のミルフィーユ部分?」です(写真は大徳寺龍源院)。