愛着のある家

久しぶりの投稿になります 設計のとちぎです。

わしやまの投稿でもあった築30年愛着もってお住まいされてる、に引き続き 私も愛着もってお住まいされていたお家のリメイクを紹介。

築48年の木造住宅、もともとおばあちゃんが住まわれていた家を若い夫婦が自分たちの住みやすい家に手を加えられてました。↓

枝を拾ってきてフックにしてみたり、包丁を壁に磁石をはって張り付けたり、お盆を机の横にフックつけてひっかけたり・・と他にもアイデア満載。

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細かいところはこのお家のオーナーさまにお任せして、できないところは、寒さ明るさ対策。

自分のお家が好きなこのオーナーさまには熱源は自分で管理してもらおうとマキストーブを提案。さっそく初めての着火をしていただきました。

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マキストーブで温めた空気を屋外に逃がさないよう、床と壁と天井にはしっかり断熱材を補充して熱の逃げやすい窓ガラスも高性能ガラスへ交換。

窓ガラスも今ではシンプルなガラスになりましたが、48年前のガラスはとてもおしゃれ。

このガラスもとても気に入っておられたので、そのときのガラスも残して窓枠だけ交換。

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もともと暮らされていたアイデアをもらい、キッチン付近には磁石がつくホーローパネルを採用。

明るさは階段の上に大きな窓を東南に設けて、朝から明るい陽射しがはいるようになりました。

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他にもたくさんいろんなご要望もあり、その要望も実現し、今回の工事は終わりました。

ずっと住むお家は手を加えていかないと不具合はでてきます。

こうやって残せるもの残して思い出はそのままに、今より快適に引き続き暮らしていただければと思います。

これから10年、20年経ったとき愛着もって暮らされていると幸いです。