名作椅子

こんにちは。広報の きんぱら です。

すでに他のスタッフのブログでもいろいろと紹介されていますが、
7/23(土)からついに、谷口工務店の新たなショールーム「大津百町スタジオ」がオープンしました!
私も今日は朝から百町スタジオでお店番をしていたのですが、前を通られたたくさんの方が覗いていってくださいました。

特に、年配の方が昔ながらの通り土間や古い建具を見られて「昔の家はみんなこうやったわ~」「なんだか落ち着きますね」と、お話されているのを聞くと、改めてこの町屋を残すことができてよかったなぁと嬉しくなります。
これからもたくさんの方に、古民家の魅力を伝えていきたいです。

 

この「大津百町スタジオ」、建物自体ももちろん見どころ満載ですが、
今日は置いてある家具についてご紹介したいと思います。

大津百町スタジオには、北欧の名作家具がたくさん展示されています。

北欧の世界的建築家「アルヴァ・アアルト」が日本文化や建築を称賛していたように、北欧と日本には木造の建築文化や自然との共存など共通する文化や美意識がたくさんあり、古民家と北欧家具は非常に良く馴染みます。

特に印象的なものは、2階の打合せスペースに置かれている「エッグ・チェア」ではないでしょうか。

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こちらは、「アルネ・ヤコブセン」というデザイナーがデザインした椅子です。

もともとコペンハーゲンSASロイヤルホテルのために作られたもので、1958年のデザインです。50年以上経っているのに、今でも評価され続けているというのはすごいですね。
ハリウッド映画でも使用される、有名な椅子です。

いろんな人が座り心地を確かめました。笑↓

設計の杼木。とっても嬉しそうです。
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「コラボキッチン・ラボ」の小笠原先生も。
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大きく包み込まれている感じがとっても落ち着く椅子です。
他にも素敵な椅子がたくさんあるので、皆様も大津百町スタジオにお越しの際は、ぜひいろいろな椅子に座ってみてください!


「コラボキッチン・ラボ」レシピ本ができました!

こんにちは。広報の きんぱら です。

毎日暑い日が続いていますが、体調など崩されていませんか?
こんな時こそ、体が元気になるものを食べて夏を乗り切りましょう!

…ということで、お酢を使ったお料理特集が載った、「コラボキッチン・ラボ」のレシピ本の紹介です♪

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「コラボキッチン・ラボ」とは、2015年4月から谷口工務店旧ショールームで開催している“食”でつながるコミュニティサロン。月~金まで様々なテーマでお料理教室を開催していました。

7月末にオープンする谷口工務店新ショールーム「大津百町スタジオ」にて、コラボキッチン・ラボも新しくリニューアルオープン致します。
その、コラボキッチン・ラボで講師を務めてくださっている小笠原先生のレシピが載った冊子がついに完成しました!

今回は夏にぴったりの「お酢」を使ったメニュー。
このお酢もただのお酢ではありません。原料となるお米作りから無農薬にこだわった、体にやさしい美味しいお酢です。

体にやさしい、ていねいに作られたものを選ぶと、余計な味付けがいりません。
素材の良さを最大限に生かして、シンプルに組み合わせる。

料理も、家づくりと共通するところがあるな~と、このレシピ本を読んでいると改めて思います。

レシピ本は、谷口工務店ショールームやセルバ守山にある「コラボサロン・ラボ」で配布中です。ぜひご覧くださいませ!


木屋旅館

こんにちは!広報の きんぱら です。

少し前になりますが、ゴールデンウィークのお休みに愛媛県宇和島市にある「木屋旅館」に泊まってきました。

もともと木屋旅館が創業したのは明治44年。作家の司馬遼太郎や政治家の犬養毅など、たくさんの文化人に愛された老舗旅館でしたが、建物の老朽化に伴い惜しまれつつも平成5年に廃業しました。
この旅館を再生させることによって、宇和島全体を活性化させようというプロジェクトが発足し、たくさんの人の手によって平成24年に生まれ変わった旅館です。

当社のモデルハウスやショールームのお庭も手掛けてくださった造園家の荻野寿也さんもこのプロジェクトに参加されているということもあり、以前からとても興味を持っていましたが、今年ついに泊まることができました^^

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木屋旅館は、一日一組限定の一棟貸しのスタイル。
部屋数も多く、わりと大きな建物ですが、泊まるのは私たちだけ…!とっても贅沢な時間を過ごさせていただきました。

明治時代の旅籠の面影はそのままに、一部2階の床がアクリル張りになっていたり、赤や青に点滅するLEDライトが付いていたりとアートな一面も。

現在私は築60年の古い家に住んでいますが、木製の窓や大きくうねった立派な梁など、古い建物好きにはたまらない、渋くて心地よい空間でした。

 
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新しくゼロから作り上げていく新築の建物も魅力的ですが、古いものの良さを最大限生かしながら作る空間も、新築では決して作ることのできない魅力に溢れています。

 

現在JR大津駅前で、築100年の町屋をリノベーションした谷口工務店の新しいショールーム「大津百町スタジオ」を建築中です。

お家のご相談はもちろんのこと、料理教室やギャラリーなど様々な方が利用いただけるスペースとしてオープンする予定なので、大津百町スタジオも木屋旅館のように、これから先何十年もたくさんの人に愛される場所になることを願っています!


コラボキッチンラボの撮影

こんにちは。広報の きんぱら です。

ここ数日暑い日が続いていますね。まだ体が暑さに慣れていない時期ですので、体調を崩されないようお気を付けくださいね。

さて、去年の4月から谷口工務店の旧ショールームで開催させていただいていた「コラボキッチンラボ」。ご参加いただいた方はいらっしゃいますでしょうか?
パン教室や野菜ソムリエさんによるお料理など、月~金曜日まで曜日ごとに異なるテーマで毎日料理教室を開催していました。
今年の3月をもっていったん終了し、現在新しい企画に向けての準備段階です。

先日はその新しいコラボキッチンラボのプロモーションに向けて撮影会をしてきました。
木曜日に料理教室を担当していただいていた小笠原先生の「レシピ本」ができるのです!

いつも小笠原先生が作ってくださるのは、無農薬の新鮮なお野菜と、無添加でこだわった製法で作られている調味料を使った家庭料理。シンプルながら素材の旨みがぎゅっと詰まっていて、感動的な美味しさです!(料理教室がある度に味見させていただいてます。笑)

今回の撮影会では、夏に向けたさっぱりメニューを作ってくださいました!

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このカラフルなフルーツのようなもの、、何だと思われますか??
これ、実は「トマト」なんです!
皮を向いてお酢とあえているのですが、トマトの甘味がより引き立ってとっても美味しい!
トマト嫌いのお子様もこれなら大丈夫かも?!

こちらのレシピ本は、新しくオープンする大津百町スタジオで配布致します。
また、当社でお家を建てていただいたホームオーナー様にも郵送させていただく予定です!

新しく生まれ変わる「コラボキッチンラボ」、ぜひお楽しみに^^


ゴールデンウィークのショールーム

こんにちは!広報の きんぱら です。

ゴールデンウィークも残り1日となりました。
皆様今年のゴールデンウィークはいかがでしたでしょうか?
長い方は10連休の方もいらっしゃったみたいですね。

谷口工務店では、4/23~5/8まで毎日ショールームにて「ゴールデンウィーク住まいの大相談会」を開催しており、たくさんのお客様にご来場いただきました!

普段忙しくなかなかご家族でお話するタイミングがない…という方も、こういった長期連休は改めてお家のことを考えていただける良い機会のようでした。

ショールームのお庭の緑も日に日に青さが増してきて、今が一番にぎやかな季節。
たくさんの方をお出迎えして、木々たちも何だか誇らしげでした^^


谷口工務店では少し遅れて5/9(月)~11(水)までゴールデンウィークのお休みをいただきます。
5/12(木)~またオープンしますので、ぜひ新緑の季節のショールームやモデルハウスに足をお運びください!

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こんにちは。広報の きんぱら です。

先日、完成したお客様のお家の写真撮影に行ってきました。
自然素材がふんだんに取り入れられた心地よい空間。
塗り壁のリビングは勾配がかかった天井が開放的で、大きな木製窓の外に目をやると、お庭の緑が眺められるとっても居心地の良いお家でした。

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谷口工務店の設計士は、お家を設計する前に必ず家を建てる土地に足を運びます。
土地はひとつとして同じものはありません。
どの位置から、どんな景色が見えるか?
光や風はどんな方向から入ってくるか?
ひとつひとつ確かめた上で、お客様のご要望とバランスを取りながら、心地よく暮らせるお家をプランニングします。

なので、谷口工務店の家は「窓」がどんな場所に、どんなかたちで配置されているかが実はとっても大切なポイントです。
光を取り込むためなのか、景色を見せるためなのか、風通しのためなのか…ひとつひとつちゃんと意味をもってそこに存在しています。

撮影の時も、そんな「窓」やそこから取り込まれる「光」をどう写真で表現するか、ということを考えます。

今回のお家はリビングの大きな木製窓ももちろん気持ちがよくて見どころの1つでしたが、
もうひとつ、勾配になった天井に設けられた小さな天窓から室内に落ちていく光がとてもキレイでした。

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天窓は上部から光を取り入れることはもちろん、夏の暑い季節には、天井に溜まる熱い空気をすーっと外に逃がしてくれます。


様々な機能や意味を持った窓。
谷口工務店のお家を見学される際は、ぜひ注目してみてください!


利休梅

こんにちは。広報の きんぱら です。

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数日前まで満開だった桜もだいぶ散ってきて、そろそろ見納め、という雰囲気ですが、我が家で最近見頃を迎えたものがあります。

それは、「利休梅」。

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一般的に梅というと2~3月頃が見頃ですが、この利休梅は4~5月頃に花を付けます。
若々しい緑色の葉っぱと共に白い花びらが大きく開き、とっても爽やか。
茶人千利休にちなみ、茶花としても好まれているお花だそうです。

我が家では大きな鉢に植えていて、水遣りもほとんど自然の雨に任せるという大変ズボラな育て方をしていますが(笑)、今年もきれいな花を咲かせてくれました^^
寒さにも強いようなので、庭木としてもおすすめです。

今はまだ賃貸のお家に住んでいるので、鉢の中に納まっていますが、
いつか家を建てたらこの利休梅をお庭に植え替えたいなあと夢見ています。

それまで元気でいてね!( しっかりお手入れしないと、、、笑)


ドローン!

こんにちは。広報の きんぱら です。

全国各地で桜の開花宣言が聞こえ始め、早くお花見に行きたいな~とうずうずしている今日この頃。
滋賀県では見頃はまだもう少し先でしょうか?
近所の桜はつぼみはふっくらとしているものの、まだ開花はしていないようです。
みなさんはお花見のご予定はありますか?
オススメスポットがあれば、ぜひ教えてください^^

 

さて、広報では現在「イメージムービー撮影」のプロジェクトが進行中です。

先週見学会もさせていただいた、『琵琶湖を一望できる二階リビングと離れのある家』を舞台に、ご家族の暮らしの風景を紹介するイメージムービーです。

先日撮影初日でしたが、そこで登場したのが、今話題の「ドローン」!

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これを使って、空中からお家の全景も撮影しました。

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自分たちではなかなか撮影できないダイナミックな映像に終始興奮!

とっても素敵なムービーに仕上がりそうで、今からわくわくしています。

完成したら、こちらのホームページでも公開予定です!
ぜひお楽しみに^^


竹屋さんの見学

こんにちは!広報のきんぱらです。

先日、お休みの日に京都にある竹製品を扱っている雑貨屋さんに行ってきました。
インターネットでたまたま見つけたお店なのですが、竹のしゃもじや菜箸、スプーンなどなど…職人さんが手作りされた味わいのある竹商品がたくさん並んでいて、ついついいろいろ衝動買いしてしまいました。

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お店の方に竹の種類や商品の作り方なんかを聞いていると、すぐ近くにある工場の中も見せていただけることに!普段大工さんが木を加工している様子はよく見ているのですが、竹の加工場に行くのは初めてです。

工場では、職人さんが「油抜き」という作業をされていました。竹の余分な水分や油分を除去する作業で、材料を作り上げるための大切な工程だそうです。薬剤に付けて抜く方法もあるそうですが、こちらでは一本一本火に当ててあぶって油抜きをされていました。火に当てた方が、ツヤや色の出方が断然きれい!やっぱり、良いものを作るためにはそれなりの時間や労力がかかるものなんですね。

倉庫にあるたくさんの竹の在庫も見せていただけました。
一口に「竹」といっても、実は1000以上種類があるそうです。いろいろ特徴を教えていただいたのですが、私がいちばん心惹かれたのは「煤竹(ススダケ)」というもの。
藁葺き屋根の天井裏に張り付けて、長年煙に燻されて黒くなった竹です。先代の方が古い家の解体工事があるたびに、現場に駆けつけて集められたそうです。希少価値が高く、一本数十万円するものも珍しくないのだとか。。。高価なためなかなか購入される方も少なく、ほとんど倉庫で眠っている状態だそうです。

ぜひともこの煤竹を使って、谷口工務店で茶室を建てたいです!

いろいろとお話を聞かせて頂けて、貴重な体験となりました。


愛着を持って長く使う。

こんにちは。広報の きんぱら です。

kinpara

こちらのお財布は、私が愛用している「土屋鞄」さんというお店の革のお財布です。

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革は時間が経つとだんだん自然なツヤが出てきたり、色が深くなってくるところが良いですね。使い始めてまだ2ヵ月くらいですが、新品の頃に比べてずいぶん色合いが変わってきました。

革は水に濡れればシミになってしまうし、傷もつきやすい。

私のお財布もかばんに入れていたら小さな傷がたくさんついていました。でも、そんなシミや傷さえも「味」になるところが革のいいところ。私はお財布に傷がつくたびに、このお財布に個性が出てきた気がしてなんだか嬉しくなります。
新品の時が一番キレイ、ではなくて、新品には新品の良さが、時間が経ったものには時間が経ったものにしか出せない良さがあります。だからこそ、長く愛着を持って大切に使っていけるんですね。

これは「木の家」とも共通しているところです。
この革のお財布を見ていたら「あぁ、だから私は木の家が好きなんだなぁ。。」と改めて思いました。

今、お客様のご相談でも「古いお家をリフォームして住みたい」「昔の柱や建具はできるだけ生かしたい」というご要望の方も増えてきています。
昔のお家に使われていた柱や梁は、今ではとても手に入らないような貴重なものもたくさんあります。
良いものを手入れしながら長く大切に使う。日本人が昔から当たり前にしてきた文化を大切にしたいですね。

谷口工務店では新築はもちろん、ちいさなリフォームから古民家再生まで手掛けています。
ぜひお気軽にご相談ください。

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