木の家設計グランプリ2014終わりました。

第一回 木の家設計グランプリ2014
が無事に終了致しました。
設計グランプリ2014とは全国の建築学科の大学生にむけて
木造住宅の設計の課題を出しコンペを行い競い合うという全国大会の事です。
当社の理念から始まったこの構想
「みんなが喜ぶ家づくり」
この理念を達成するためにはまずお客様を喜ばせなければならない。
お客様の真の喜びとはなんだろう。
そのお客様がその場所に暮らし幸せになる空間を作ることです。
しかし時代と共に住宅も工業化されることになり
出来るだけ手間を省き、考えることも省き無駄をなくし
効率化を優先、競争は激化し作り手の目的は受注すること。
資本主義社会の悪いところでもあると思います。
本来の日本人は素晴らしいものをつくる文化のなのです。
現在の日本の住宅の平均寿命は27年と言われています。
一棟一棟精根こめて考え抜いて作り上げる家こそ大切にその家族が守り続け
長持ちする家ができるのです。
そういう意味でこれからの若い人達がもっともっと
日本の文化でもある木造住宅を学び
社会に出たときにはその知識を活かせる建築のプロになっていただき
一棟でもお客様を喜ばせる住宅が増えてほしいのです。
現在の工務店は工事をする事だけが主になっているところが多く
設計士がおりませんしまた雇い入れる余裕もありません。
これからの未来を考えるのであれば今こそ工務店が安定を求める
ばかりではなく未来につなげる人材を育成する努力をするべきなのではないのか?
その事を世間に知らしめることがこのコンペの目的になります。

今回気持ちよくコンペの審査を引き受けて頂いた
建築家の皆様には感謝します。
一日目の審査の後の食事会です。
盛り上がりすぎて4時間が過ぎてました。
2014-09-11 19.25.00

当日滋賀県立大学をお借りして行いました。
作品は全国から集まりレベルの高いものになりました。
先生方も真剣そのもので聴きごたえありました。
2014-09-12 14.43.27
参加していただいたみなさんです。
10年後この参加者から活躍する人が出てきて
この写真が情熱大陸で放映されることになるのでは?
なんて勝手に想像してました。
2014-09-12 16.52.13
夜の部で立食パーティーと巨匠4名による座談会を行いました。
今回のコンペのテーマが
「ばあちゃんらと共に」-現代の3世代住宅ー
途中話がそれたりしましたがテーマにそって討議していただきました。
時間オーバーしましたが盛り上がりました。
2014-09-12 18.12.29

準備からいろいろ大変でしたが、やって良かったと思いました。
またこの活動は今後も続けていき日本では有名な大会にし
日本の家づくりが良くなって、そこに住まうたくさんの幸せな家族
増えればいいなあと思いました。
第一回のこのコンペに参加していただいた学生さんには
本当に感謝いたします。