紅松庵とは和歌山城敷地内にある西の丸庭園(紅葉渓庭園)にある茶室。昭和48年に和歌山市の名誉市民である故松下幸之助氏が市に寄贈されたものだそうです。
私は茶室がとにかく好きなんです。
何か見ているだけでわくわくします。
深い軒に鮮やかな緑に染まった庭
猛暑の中とても涼しげです。
お抹茶を頂けるという事で中に入りました。
茶室といえば昔ながらの建物で真夏は熱くてどうしようもないという印象なんですが空調がすごく効いていて
猛暑の中汗だくの状態で駆け込んで茶室の立礼席での一服この涼しさは最高でした。
茶室にエアコンなんて
そう思うかもしれませんが
流石は松下幸之助さんです。
松下電器の技術を投入して日本の古くからある文化と最新の技術を用いて最高のおもてなしをするという事が
数寄者としての考え方とても感銘を受けました。
無理言って座敷に入らせて頂きました。写真では伝えにくいのですが
緑に染まった苔や生け垣と植え込みの緑がなんとも言えない美しさです。
松下幸之助さんは事業で成功された私財をこのように生まれ故郷に寄贈し伝統文化を後世へ継承されました。その寛大な心に尊敬し憧れます。
良い建築は人の心を満たしてくれます!
早速のブログ更新ありがとうございます。小生、丁度一年前に仲間で和歌山城をガイド付きで、じっくり見学しましたが、茶室の中まではノーマークでした。
社長の今後の「茶室シリーズ」に期待しております。喜多拝
キタさん
和歌山に行ってここの茶室を見ないのは勿体無いです。
これから建築珍道中を出来るだけ投稿致します!