こんにちは。設計部のにしかわです。
今日は日野で建築中のお家についてご紹介させていただきます。
実は大学生の頃の同級生のご実家です。卒業して幾年月、、、の昨年末にご縁をいただきました。ありがたいことです。
このお家、以前は下の写真のように街道沿いいっぱいに母屋が建っていました。
ところが、この奥にも離れや蔵などのいくつかの建物があり、それらを解体したいということから今回の建て替え計画が始まりました。
今の母屋はそのまま極力残して、奥の建物を解体しようとすると、どうしても今お住まいの母屋の一部も解体せざるを得ません。
ということで、手前の一部を切断・解体して奥の建物を全解体し、そこに平屋を建てるという工事を行っています。
上の写真は切断解体途中の姿です。このあと、つづくり工事という切断部分を直す工事を行います。
この「つづくり」という言葉、わたしは谷口工務店に入って初めて知った言葉です。どうやら「つづくる:綴る・繕る」からきている言葉のようですが、「つくろう・繕う」に似ているので、なんとなくイメージはし易いですね。
このつづくり工事、現在は写真のように下屋の瓦屋根以外はほぼ完成しています。
「建物を切断する」というと、そんなことできるのだろうか?と疑問や不安が生じるかと思いますが、意外と普通にきれいにできてしまいます。(もちろん大工さんはじめ職人さんたちの地道な仕事があってのことですが)
既存のお住まいとの絡みが生じる工事ですと何かとご不安などをお感じになることもあるかと思いますが、いろいろな解決策がありますので、まずはお気軽に相談してみてください!