卒業制作展

こんにちは、大工の米田です。 先日、母校である滋賀県立大学の卒業制作展示会を見に行ってきました。 大学の建築学科では、4年生になると1年間掛けて作品をつくります。 自分でテーマや問題を見つけ出し、それを建築で解決します。 県立大学は環境建築デザイン学科というだけあって、それぞれの作品に自然環境への配慮や上手な自然エネルギーの使い方などが組み込まれていてとても興味深いものばかりです。 その中で、今年の最優秀賞はフィリピンで大きな津波被害を受けたタクロバンという場所で実際に生活しながらその場所に合った仮設建築を提案する提案でした。 優秀賞の近江八幡の廃寺を助産院として再生させるという提案も良かったです。 賞金目当てのコンペではなく、それぞれが好きなテーマを1年かけて生み出した作品なので見に行ったこちらもすごく引き込まれ、1時間ではとてもまわりきれませんでした。 仕事を始めると日々の仕事の事しか考えないことが多いですが、たまには学生のぶっ飛んだ提案を見るのもありですね。とても勉強になりました。 毎年この時期になるとどこの大学でも卒業制作展はやっているので、機会があれば一度行ってみてください!

20150304-081449.jpg

20150304-081519.jpg

20150304-081535.jpg

20150304-081606.jpg


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

post date*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)